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08/07 2006 08:47 |
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①
② 法があまり細かいことに介入しないのには理由がある。法は弊害を伴うからだ。その弊害の為に、かえって大きな害を及ぼしてしまう危険性があるので、細かいことに関しては道徳やマナーといったものにゆだねているのである。 したがって、法は弊害を伴うので細かいことには関与しないのである。特に、刑法に関しては冤罪の可能性など、その弊害が非常に大きいので、その適用については慎重であり、あまり適用しないことが望ましいとされている。だから、法は大きいことだけしか禁止していないが、道徳は大きいことから小さいことまで禁止しているという意味で、「法は道徳の最小限」という法諺は理にかなっている。 蛇足:ただし、法には道徳とは無縁のものも存在する。車の左側通行がその例だ。このような、右でも左でも、どちらでもいいけれど、どちらかに決めておくと有益であるようなルールは、道徳とは関係がない。したがって、「法は道徳の最小限」という法諺は、厳密にみれば正しくはないのだが、大雑把な適用範囲の分類という点でみれば合理性をもつ。
■法と道徳で大事だといわれている一般的なポイント
・道徳は、主観的。道徳のみを根拠にして法をつくるのは、みんなの価値観を尊重した社会を築く上で望ましくない。 (法と道徳は乖離すべきという考えが、現在の日本の裁判で支持されています。憲法問題の判決をみているとそれらがでてきます。ですから、法と道徳を乖離する必要があるという根拠をしっかり理解することは、法学を学ぶ上で不可欠です。) PR |
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過去問ちゃんと届いてよかったです。裸で感謝された日にゃあどうしようかと思いましたが、こんなセンスのいいブログまで始められて、sinpさんがただの変態じゃないんだとよく分かりました ヽ(;´Д`)ノボチボチ頑張ってくださーい。たまには覗きにきますので。ではでは
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Hello! Good Site! Thanks you! yfghmexrcalt
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